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タイミーの DRE チームにジョインしました

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daily career

タイミンの写真

こんにちは chanyou です。

タイトルの通り、2024年の3月にタイミーの DRE チームにジョインしまして、3ヶ月が経ちました。

仕事にも慣れてきてちょうどよい節目でもあるので、入社までの経緯と、どんなことをしているのかまとめていきたいと思います。

入社までの経緯
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前職ではスタートアップでいわゆるデータエンジニアとして、データ基盤のインフラやデータ変換のパイプラインの開発や運用をしていました。BtoBの自社開発の事業でしたが、ユーザー保有のデータを受領して分析しやすい形に加工する作業がかなりの割合を占めていて、自社開発と言いつつも受託の色が濃かったと思います。

それはそれで技術的にどう攻略するか、探索しながら改善していって面白かったのですが、ピボットすることをきっかけに次の環境を探すことにしました。

自分の中では主に以下の軸で探し始めました。1

  • PMF 後のフェーズで、データによって事業成長に貢献できるか
  • 既に組織にデータ活用の文化があり、データ基盤を育てることに注力できそうか
  • 技術コミュニティに理解があるか、スタッフや登壇活動を支援してもらえそうか

いくつかの会社とカジュアル面談等をさせてもらって、最終的にタイミーに入社を決めました。

テックブログの以下の記事を読んで、 Data Reliability Engineering への向き合い方にすごく共感して、ワクワクしたのが理由として大きかったです。

タイミーのデータ基盤品質。これまでとこれから。 - Timee Product Team Blog

DREのMissionを合宿で決めた話 - Timee Product Team Blog

どんなことをしているのか
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DRE チームとしての活動
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タイミーの DRE チームでは、全社のデータ基盤の開発・運用を通して、より信頼性の高いデータを活用できる状態を追求しています。

直近では GENBA #3 〜DREの現場〜 というイベントで、以下のような発表をチームメンバーがしています。

アプリケーションの RDB のデータをいかに早く正確にデータウェアハウスに転送するとか、手入力データの品質向上とか、そういった取り組みを紹介しています。


信頼性というと守りの印象が強いですが、適時性向上の例のように、今まで1日かかっていた転送がほぼリアルタイムになることでデータ活用の幅が広がる、といった攻めの側面もあります。

DRE チームにジョインした感想
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まず率直な感想として、自分にとって1000名以上の組織は初めてで、その大きさに驚きました。

自分が関わっているデータ基盤が1000名以上に利用されて、少しの改善が数百名に影響する、このレバレッジの効く感じにとてもやりがいを感じています。一方で、パイプラインの停止などのインシデントが大きく波及してしまうので、そういったことが起きないように、起きても最小限の影響となるように取り組んでいます。

また DRE チームはデータ基盤のアーキテクチャや実装の理解はもちろん、データが誰にどのように活用されているのかも知っていく必要があります。つまり組織の理解が必要で、入社直後はそのキャッチアップが少し大変でした。組織図を見たりデータモデルを見たりしながら少しずつ理解していっています。

おわりに
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最近ふと思ったのですが、 SRE と DevOps の関係について class SRE implements DevOps とよく表現されますが、 DRE に言い換えると class DRE implements DataOps と言えそうです。2

そんな表現が体現できるよう、データの信頼性に向き合いながら DataOps の実践に注力していきたいと思います。

ちなみにタイミーでは DRE チームメンバーはもちろん、ソフトウェアエンジニア・データサイエンティスト・アナリストなど多種多様なポジションで募集しています。気になった方は Timee Product Recruit:プロダクト採用 を覗いてみて、いいなと思ったら気軽にカジュアル面談に申し込んでください。


  1. 自分が2024年時点で重視していた軸なので、今後はシード期のスタートアップかもしれないし、組織づくりの方かもしれないし、そういった領域にチャレンジすることもあるんじゃないかと思います。 ↩︎

  2. 記事執筆時点だと ほとんど言及がない。もうちょっとあってもよさそうなのに。 ↩︎

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